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2018年5月16日水曜日

水が寄ってこない

最近はアクリルガッシュと鉛筆ばかり使って絵を描いている。
絵の具が変わると、においが変わる。油絵の具の匂いの毎日とは、なにかが全然違う。
アクリルガッシュの無臭に慣れた。それは少し悲しくもある。でも、嬉しくもある。
日曜、大雨が降ったけれど、今日は晴れている。
大雨の雨水を沢山含んだ空気を漂った油絵のにおいは肌を酸化させて、私と油絵は同じにおいと重さになる気がする。でも、アクリルガッシュは、紙の表面に、秒速で自分を同化させる。だからか、どちらかというと、大雨の音を聞いてると、雨粒を見ているような気分になる。外へ出て、詩を読める気もする。体は軽やかで、水性だ。
油性と水性、どちらも良さがある。私はどっちかを選べと言われたらなにも言えない。私が自分の表現について何か口を開けることができるならば、まだまだ先だなぁという気がする。
今日は晴れていた。夕空はあじさいのように、薄く紫とオレンジとピンクが混ざり合う。太陽は銀とも金とも言えない強いひかりを放っている。私と風景は別物に感じる。アクリルガッシュは、水以外に何と混ざるのかな。

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